技術評論社(http://gihyo.jp/)から“例題で学ぶ”シリーズの第3段として、
「例題で学ぶはじめての電磁気」が出版されました。
本書は、電気・電子を学ぶために必要不可となる基礎学問は電磁気と電気回路です。
特に,電磁気は電気回路の一部を含む広範な範囲にわたっており,
数学の知識も必要とするので,苦手とする人が多いようです。
本書はわかりやすく理解できるように電磁気を解説しています。
本書の特徴は、本題に入る前に,電磁気とはどのようなものなのかを一通り解説していますので、
すんなり電磁気の習得に入っていくことができます。
なお,本書は、本シリーズの特長である例題を随所に取り入れていますので、
理解を深めることができます。

<目次>
第1章 電磁気学の基礎
1-1 電荷量と電流
1-2 電場とクーロンの法則
1-3 電荷がつくる電場と電気力線
1-4 電気力線と電束
1-5 電位と電位差
1-6 等電位線
1-7 誘電分極
1-8 コンデンサと静電エネルギー
1-9 オームの法則とキルヒホッフの法則
1-10 磁極と磁場
1-11 磁場におけるガウスの法則
1-12 磁束と磁束密度
1-13 電流と磁場の関係(アンペールの右ネジの法則と周回路の法則)
1-14 電流と磁場の関係(ビオ・サバールの法則)
1-15 フレミングの左手の法則とローレンツ力
1-16 磁気回路
1-17 ファラデーの電磁誘導の法則
1-18 電磁気学の法則を統合したマクスウェルの方程式
第2章 電荷と電界
第3章 磁石の性質と電流がつくる磁界
第4章 磁界の強さ
第5章 磁束と磁束密度
第6章 磁気回路
第7章 電磁誘導
第8章 自己誘導と相互誘導
第9章 やさしいマクスウェルの方程式
付録A 電磁気に関係する物理量と単位記号
付録B コイルとソレノイド
付録C ベクトルと交流
付録D 電磁気に必要な数学の基礎知識
付録E 電磁気の法則
付録F 電磁波

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